過食症、飲酒の問題からの回復、そしてなにより自分自身の生き方の問題を解決していくうえで大きな助けとなったのは、自助グループ、とりわけ12ステップグループの存在でした。

2001年当時、私が住んでいる地方には摂食障害(摂食障がい)の人たちのための自助グループがなく、かといって自分で立ち上げるほどの力もありませんでした。そこへたまたま参加させてもらったのが AA(アルコホーリクス・アノニマス)という、アルコール依存症者のためのグループでした。
AAは、自助グループのなかでも、飲酒の問題を生き方の問題ととらえ、それらの問題の解決のために12ステップという独特のプログラムを実践しているグループでした。

当初私が参加していたミーティングは、AAミーティングのうち、アルコール依存症(当事者)以外の人でも参加できる「オープンミーティング」と呼ばれるものでした。そこでメンバーの正直な体験談を聞くうちに、やがて自分の過去を振り返るようになり、私は食べ方の問題に加えて飲酒の問題をも抱えていることに気づかされました。

2003年には、私と同じように食べ物の問題を抱えている仲間が、地元でOA(オーバーイーターズ・アノニマス)を立ち上げました。
以降、私はAAとOAの2つのミーティングに参加し続けています。

私はこれらのグループから多くのことを学んでいます。依存の違いが生き方の問題を解決するための大きな障害になると思ったことはありません(あくまでも個人の感想です)。

とはいえ、自分が抱えているいちばん深刻な問題を棚上げしておいて、自助グループならどこに通ってもよい、というわけでは決してありません。

お酒の問題を抱えているならその仲間の集まりへ、食べ物の問題を抱えているならその仲間の集まりで回復を目指す。それが回復への近道です。 そして、自分とは違うアディクションを抱えている人たちのグループに参加するときは、それぞれのグループの目的を尊重すべきなのは当然のことです。

私が自分の心と身体に本当によい生活を送るためには、自分の内面を見つめることが必要です。自分の内面は、人の話を聞くことを通して見つめることができます。そのための場所が12ステップグループなのです。

私がグループに参加するまでの詳しいいきさつはともすけ うちあけ話をごらんください。

大事なのことは「違いさがし」ではなく「分かちあい」をすること、そしてなによりもまずは自分の気持ちに正直であることだと思っています。

12ステップグループに関心を持ってくださる方へ【おことわりとお願い】

以下の記事には、サイト管理人の経験にもとづく個人的な意見が含まれます。

     

オープンミーティングに参加される方へ

       

オープンミーティングを掲げているところでも、ミーティングの進行方法はいろいろです。

AAをはじめとする12ステップグループでは、各グループのメンバーにより自主的に運営されています。

ミーティングに集まったすべての人が同じ条件で参加できる(発言できる)グループも数多くありますが、下記の要領で運営しているグループもあります。

    

12ステップグループに、そのグループが扱う問題を持っている(問題があるのではと感じている)ご本人が参加をされるときには、予約や申し込みは一切不要です。

ただし、グループが「その問題(アディクション)からの回復」を第一の目的としている以上、当事者以外の方が参加しようとする場合、ご要望すべてにお応えできない場合があります。

は、事前に各グループのオフィス等にて、ご自分のニーズにかなうミーティング会場があるかどうか、問い合わせをされることをおすすめします。

    

現在、メンタル関連の治療やケアを受けておられる方へ

サイト管理人個人のこれまでの経験により、お願いいたします。

12ステップグループをはじめ多くの自助グループは、参加にあたりご本人の病歴、入院歴、診断名などのプライバシーを問われることはございません。
また、12ステップグループは外部の問題に意見を持たず、いずれの団体にも従属していません。

しかしながら、当サイトにて得た情報により自助グループへの参加を検討されておられる方で、現在すでに医師や医療関係の専門家によるメンタルヘルス関連の治療を受けておられる場合は、まずはかかりつけの医師・専門家にご相談されることをおすすめします。